こんにちは名大社の小鹿です。

9月に入っても相変わらず暑い日が続きますね。
けれども、朝晩の気温や日中の風にはちょっとだけ秋の気配も感じられるようになってきた気がします。

これぐらいの季節になると、
「あー、マーチングの季節だなー」と感じます。

え?マーチングって何?という方、
ざっくりいえば、楽器を演奏しながら、歩いたり動いたりするやつです。

main_mar(朝日新聞DIGITALより)

私は中学・高校と6年間、吹奏楽部でマーチングをやっていました。
その県大会が大体毎年9月中頃に行われるので、そう感じるのです。

ちなみに10月に東海大会、11月に全国大会。
実は中3の時に一度だけ、母校初の全国大会出場をしました!

そんな青春の思い出たっぷりのマーチングの魅力を今回はお伝えします!
まず魅力1つ目「全員の息の合った動き」

マーチングの基本は、5メートルを8歩、1歩=62.5センチで歩くこと、
これを体に覚えさせることからはじまります。

そこから、足踏みや方向転換を覚え、団体でのフォーメーションの動きができるようになります。

大会では規定課題があり、体育館のような広さの場所で6分間の演技の間に出場者全員が
パレード行進1周、Uターンの方向転換1回以上、足踏み動作32歩以上
しなければなりません。

その中で一人でも歩幅や、曲のテンポに合わず動作が皆からずれてしまうと、
めちゃくちゃ目立つ・・・だけでなく、減点対象、もしくは失格にもなりかねません。

そんなわけで、個々の基本がしっかりできていることはもちろんですが、
演技中は、周囲の縦横列の人たちだけでなく、斜めにいる人たちの動きも常に目線の片隅に入れて
隊列をくずさないことが重要です。

ですので、全員がぴたっと揃った、なおかつキレのある演技ができたときは達成感があります。

2つ目「観客の反応」
これは座奏(座って演奏すること)との大きな違いだと思います。
座奏の場合、演奏中は観客は基本的にじっと席に座っているか、曲に合わせて手拍子をしてくれるくらい。
マーチングでは、それよりもずっと反応がダイレクトに伝わってきます。

演奏と動きの美しさはもちろんですが、
例えば、魅せたい瞬間・演奏の盛り上がる瞬間で、
5、60人近い全員が横一列になって一斉に前進したりベルアップしたり・・・
時には、足をめいいっぱい広げて大胆な動きを取り入れたり。
私の学生時代には、途中で合唱を取り入れたりしました。

そういった場面での観客の歓声や拍手が、演技中でも伝わってくるのが気持ちがいいです。

体力的にはしんどいですが、マーチングの良さは演技者も観客も目でも耳でも楽しめる!
やりきったときの充実感や達成感!です。

大会を見に行く・・・ということは通常なかなか機会が無いと思いますが、
街中でのパレードや、演奏会でのステージドリルだったら見る機会もあるかもしれません。

その時に「ああ、これがマーチングなんだな」と少しでも興味をもって見て頂けたらと思います。

最後に、この写真は中1のときの東海大会。

思い出に写真を!という性格じゃないのであまり写真無かった…(+_+)
絶対わからないとおもいますが、ひとまわり小さい子が私です。

dsc_1501

ちなみに、私の腹黒い性格が形成されたのは、この吹奏楽部時代です(主に中学)
思春期の女子数十人が毎日顔合わせてたら、まあいろいろありますよね・・・

達成感や満足感を味わうには、楽しいことばかりじゃなくて、
その裏に嫌な事・気が進まないこともいっぱいあるよってことです。

これは仕事にもいえますね。

そんなわけで、今回はこの辺で。素敵な秋を楽しみましょう\(^o^)/