ついにスタートした名大社の「名大社ＤｅＳｕ転職ナビ」（以下「転職ナビ」）。就職・転職関連の事業展開で実績を持つ名大社が転職サイトに進出したねらいとは？　「転職ナビ」プロジェクト・リーダーの山田哲也取締役に、東海地区の転職市場の現状と、「転職ナビ」の活用法について聞きました。

――――大転職フェアや就職情報サイト「名大社DeSu新卒ナビ」の運営で知られる名大社が、新たに転職専門サイト「転職ナビ」をスタートしたねらいを教えてください。

当社は、地元密着型の事業展開を通して、おかげさまで多くの企業、新卒者、転職者の方々の信頼をいただいてきました。今後も、企業と人との出会いの場を提供させていただき、地域をサポートしていければと考え、「転職ナビ」を開設させていただくこととなりました。

――――やはり“元気なナゴヤ”は、転職市場も活発ですか？

東海地区は確かに業績好調で元気のいい会社も多く、求人も増加しています。転職志望者にはチャンスでしょう。特に就職氷河期を過ごした20代後半の方にはチャンスが多いと言えます。ただし、『転職しやすいから楽だ』ではなく、どのような会社や仕事があるのか、どのように転職活動をはかっていけばいいのかは充分に研究していただきたいですね。「転職ナビ」をそのためのツールとして役立ててください。

──「転職ナビ」と、他の転職サイトの違いは何でしょうか？

今、転職市場の活性化を背景として、転職サイトは数多くありますが、名大社の「転職ナビ」は、より地元に特化した情報発信フィールドです。全国を対象に広く浅く発信するのではなく、名大社の地元密着志向の特質を活かして、地域の実情に合わせてより深く求人情報を紹介していきます。それこそが「転職ナビ」の強みといえるでしょう。

――――「転職ナビ」の賢い活用法を教えてください。

ひとつは“検索機能”です。たとえば求人情報を“尾張西部”で検索すると、尾張西部の情報に加えて、『こちらのエリアもおすすめ』として、岐阜西濃地区や三重北勢地区など近隣の地区も表示されるのです。実際には通勤できる範囲にもかかわらず、中々目に届かなかない情報です。この柔軟性の高い機能を加えたことにより転職志望の方の選択の幅も広がると思いますね。

――――求人情報ページにも地元志向の工夫が凝らされていますね。

とくに社員の居住地を記載した『ここから通勤しています』の欄は大いに会社選びの判断材料になると思いますよ。自分の住まいと近い地域から通勤していると分かれば、安心感も出てくるのではないでしょうか。

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