ＯＢ・ＯＧ訪問
就職活動では、企業の担当者とメールでコンタクトする機会が多くあります。 また、選考が進むにつれて、面接日程の予約など、メールだけでなく、人事担当者との電話でのやり取りが増えてきます。 まずは、基本的な形式を真似するところから入り、徐々に慣れていきましょう！
事前準備
まず、アポイント(会う約束)をとりましょう！
大学の就職課やゼミの指導教官などから先輩を紹介してもらったら、電話またはメールで連絡を取り、会う約束をしましょう。
訪問日時と場所は、できるだけ先輩の都合に合わせるのがマナーです。
★電話・メールのマナーについてはコチラから→【電話・メール編】
質問リストを作成し、事前に相手に伝えておこう！
生の意見を聞くことができる貴重な機会なので、Web上や会社説明会から得られない情報を聞き出せるような質問をしましょう！
また、先輩自身が行った就職活動に関して聞くのも、今後の就活の進め方を考える上で参考になるかもしれません。
質問リスト作成後は、事前に相手に伝えておきましょう。
NGポイント
「会社についていろいろ教えてください」「社会人になってみてどうですか？」
など、抽象的すぎる質問をするのは避けましょう。
また、企業HPを見ればわかる情報を聞くのもNGです。
きちんと下調べをした上で、先輩が気持ちよくお話してくれるような質問を考えましょう。
訪問当日
服装や持ち物
基本的にはスーツで行くのが好ましいでしょう。
私服でOKという場合は、できるだけ清楚な服装を選びましょう。
メモ帳と筆記用具は忘れずに！
待ち合わせ時刻の5〜10分前に到着するように
ビジネスの場では、何事も5分〜10分前行動が原則です。
遅刻は厳禁ですが、やむを得ず遅刻しそうな場合は、理由とともに、遅れる旨を伝えましょう。
また、会社や店舗に出向く場合は、早く着きすぎても、企業の方が迷惑する場合もあるので注意してください。
名刺の受け取り方
名刺は両手で受けとりましょう。その際に、礼と共に「頂戴いたします。」とご挨拶をします。
受け取った名刺は、すぐに鞄にしまわず、机の右横あたりに置いておきましょう。
喫茶店等で話をする場合
注文
一緒に食事をすることが目的ではないので、話がしやすい飲み物を選ぶのがベターです。
例えば、ジュース、コーヒー、紅茶など。
ただし、「食事をしよう」という話になれば、食事を頼む方が雰囲気を崩さないので、臨機応変に対応しましょう。
もし、不安があるなら、相手と同じものを頼むのが無難です。
会計
飲食の代金は、相手が払ってくれる場合が多いと思います。
しかし、おごってくれるのが当たり前という心持ちでいるのではなく、自分も支払うという姿勢を示しましょう。
訪問後
できればその日中に、メールやお手紙等で訪問のお礼を伝えておきましょう。
OB･OG訪問は企業の採用活動としては非公式ですが、OB･OG訪問でのあなたの評判が､採用担当者に伝わることもあります。
その点も意識し、最後まで丁寧な対応を心がけましょう。
