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資格やスキルがいくら完璧でも、社会人としてマナーを守れない人はまず採用は難しいといっていいでしょう。言動やしぐさ、書類の書き方など、人事担当者に与える第一印象は大切です。応募や面接のときに失敗しないための、転職マナーの基本を解説します。
Step 3 退職のマナー
引き継ぎで気をつけることは
会社にできる限り迷惑をかけず、きっちり仕事の引継ぎをしていくのが退職のマナー。取引先への挨拶や後任の紹介で気をつけるべきことは?
Qどうせ辞めるのだから気をつかわなくてもいいのでは?
A なんの前触れもなく、いきなり出社しなくなる。こんな辞め方は絶対に避けましょう。辞めた会社が新しい会社での取引先となる可能性もゼロではありませんし、企業社会はどこでつながっているか分かりません。とくに同じ地域内で転職するならなおさらです。
また、辞めた後も、離職票の発行や税金・保険関係の手続きなど、前の会社に連絡をする機会は何度もあります。礼儀を欠いて得なことは何もありません。
Q同僚にはいつ知らせるべきですか?
A よほど親しくしている同僚以外には、上司から発表してもらう形を取るのが無難です。上司より先に職場の同僚たちがあなたの退職を知っていた、というのは避けたいパターンです。
Q取引先にはいつ退職の挨拶をすればいいでしょうか?
A 社内で退職の発表が終わった後です。くれぐれも上司に報告する前に取引先が知っていた、ということのないように。
取引先への退職の挨拶は、後任者も同行し、紹介もあわせて行います。後で手紙やハガキによる挨拶状を送ってきちんと報告し、転職先で働き始める時点でお知らせを送っておくとなおベターです。
Q後任者への引き継ぎで気をつけることは?
A 「引継ぎもせずに無責任に辞められた」と思われないよう、しっかりと引継ぎをしましょう。
必要な情報や仕事の状態など、口頭だけでなく文書でも残し、後任者が困らなくて済むようにしましょう。
引継ぎイメージ

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